二代目社長の組織作り(筆者/フェイスホールディングス代表 小倉広)
2009年12月号/二代目社長はリーダーのやる気を引き出せ!
二代目社長が組織づくりをしていく上で忘れてはいけないのが、社長の分身となるリーダーの存在。自立自走型の組織づくりは、リーダーが社内でいかにリーダーシップを発揮できるかがポイントになってくる。最終回のとなった今号では、リーダーのモチベーションをアップさせる方法を解説。売上目標や経営計画などを社員と共に作ることを提案する。
2009年11月号/二代目社長は指示を止め、理念を掲げよ
創業社長の時代は、トップがすべてに口を出す「指示命令型カリスマ経営」で会社が動くが、創業者に比べ、カリスマ性に欠ける二代目社長は、どのようにすれば組織を束ねていくことができるのか。そのキーワードとなるのが、“会社の憲法”ともいえる「理念」だ。「理念」の作り方や運用のポイントを提案。二代目社長にとって「理念」の持つ重要性を説く。
2009年10月号/二代目社長は、精神的報酬を活用せよ
従業員のやる気や生産性を高める要素が、物質(金銭など)ではなく、精神的な報酬であると喝破したアメリカの臨床心理学者ハーズバーグ。彼の「二元要因論」を紹介しつつ、会社にとって、金銭的報酬よりも精神的報酬がいかに重要かを解き明かしながら、従業員がやる気を起こすための精神的報酬とその与え方について検討する。
2009年9月号/二代目社長は制度や仕組で組織を変えようとするな
新たなビジョンを示し、組織の在り方を変えていくに注力しなければならない二代目社長。前々号では自身の「分身」を社内に作ることの重要性、前号では人材開発よりも組織開発を行うべきと説いた。今号では、組織変革の優先順位について考える。制度や仕組で一気に組織を変えようとすると、そこには罠が…。では、何から手をつけたらいいのか。その答えを導き出す。
2009年8月号/二代目社長の仕事は人材開発ではなく組織開発
二代目社長は、創業社長のようなカリスマ経営ではなく、社員一人ひとりが自立自走する組織を目指すべき。そのためには、二代目社長が口出しせずとも部門長たちが連携し、さまざまなに指摘し合う“組織”をつくり上げなければならない。知識やスキルをアップさせるための人材開発から、社員の関係性を重視する組織開発へ。発想の転換をうながしていく。
2009年7月号/二代目社長の成否を分ける「分身」のつくり方
二代目社長の成否を分ける『トップの分身づくり』。いわば自分の身代りとなって、社員に指示・命令を行ってくれる「分身」の育て方は、一般的に言われている人材育成とは違う方法が必要だ。そのためは何より、社長のかかわり方を変えることが重要。そのかかわり方とは? 『えこひいき』『追い越し禁止』『三つのP』という三つのキーワードを軸に、分身のつくり方を伝授する。
2009年6月号/二代目社長は抵抗勢力のクビを切るべきか?
近代的経営にかじを切ろうとするとき、二代目社長は、創業者とは真逆の経営スタイルをとらざるを得ない。しかし、大変革を行うに当たって、必ず問題となってくるのが、これまでのやり方を変えたくない「抵抗勢力」の存在だ。この抵抗勢力にどう対処するのかが、今号のテーマ。どうすれば、スムーズに会社を生まれ変わらせることができるのか? その指針を示す。
2009年5月号/二代目社長は自分の分身をつくりなさい
創業社長の組織を引き継ぎ、経営の舵取りを任された二代目社長。自身よりもはるかに年上の大番頭、小番頭を従え、指示命令に慣れ切った「指示待ち社員」という負の遺産を抱えた社長が取るべき道は…。今号では、近代的な経営の成否を分けるポイントを解説。世代交代した際に、まず目指すべきことはどういうことなのか、組織改革の観点から新たな視点を提供する。
2009年4月号/二代目社長は、なぜうまくいかないのか?
経営者の世代交代を迎えている企業は少なくない。パチンコ業界も例にもれず、二代目社長が年々増加している。競争激化する業界で生き残っていくために、二代目はどのような組織作りを目指すべきなのか? 組織人事コンサルタントの第一人者、フェイスホールディングスの小倉広社長が、「自立自走型の組織運営」への生まれ変わりを提案する新連載。
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