マルハンがECOモデル店オープン

マルハン（本社・東京都千代田区、韓裕社長）は昨年12月22日、東京都昭島市にある「昭島店」と埼玉県入間市にある「入間店」のグランドオープンに先立ち、「ECOモデル店舗」としての内覧会を開催。「みんなに優しい店舗」が総合コンセプトで、地球環境はいうまでもなく、社会環境、労働環境に留意。昭島店（704台）は、全台禁煙にしているほか、JCMシステムズとシャープが共同開発した「プラズマクラスターイオン発生ユニット」を各所に配置するなど、“空気の良さ”にこだわったホールになっている。入間店（830台）は、吸気と排気をコントロールし、新鮮な外気を島内に送り込むという新発想の換気・空調システム「エアデザイナー」を導入。加えて、台間には分煙ボードを設置している。ほかにもデマンド監視システムやLED照明、省電力性能の高い呼び出しランプ、吸音材や隙間対策などを施した玉補給装置などを両店に導入。これらの店舗設備について「3年以内に費用対効果が出ることを基準に選択した」（石井弘樹購買課チーフ）と話し、この2店舗で検証を行い、効果の高かったものを来期の標準設備として他店舗にも導入する意向を示している。